【7月25日発売】『星詠みの魔法使い』1巻振り返り&2巻発売!

第7回オーバーラップ文庫大賞《金賞》受賞、
ファンタジー!

『星詠みの魔法使い 2.黒水晶の夢色プロローグ』
(著/六海刻羽 イラスト/ゆさの

最新第2がオーバーラップ文庫より、7月25日に発売!!

発売を記念して、
今回は1巻の内容をご紹介します!

日ごとに構造の変わる氷水晶の校舎や、地下空間に広がる工房迷宮、気まぐれに校舎内に居を構える多くの魔法生物たち――。

世界の不思議の半分はソラナカルタ魔法学校で起きていると言わしめる、世界最高峰の魔法使いの教育機関・ソラナカルタ魔法学校。

そこに通う五年生のヨヨ・クロードが、工房迷宮の第四層・『咲き乱れる色彩の庭』で出会ったのは、桜色の髪をした新入生の少女・ルナでした。

出会った――もとい、空腹で倒れていたルナを助けたヨヨ。


▲美味しそうにシチューを頬張るルナと、呆れた様子のヨヨ

話を聞くと、ルナは“魔導書作家”を目指して
ソラナカルタ魔法学校に入学してきたという。

魔導書――。
それは、物語で読み手の深層心理を惑わし、意識を上書きする書物。

そんな物語を紡ぐ“魔導書作家”になれるのは、魔法使いの中でもほんの一握りだけだと言われています。

しかし、揺らぐことなく一途に夢を語るルナの姿は、とある出来事で目的を失っていたヨヨの心を密かに動かしていて――。

そんな出会いから数日。

新入生には恒例の工房迷宮の探索授業で、
ルナと寮の同室である少女・エヴァの2人は、
世界中の本を所蔵すると言われている『古紡の図書館』を目指すことに。

そんなルナたちの班を引率する上級生はヨヨになったものの……?


▲ルナを慕う少女・エヴァから、ヨヨはなぜか厳しい視線を向けられて……?

工房迷宮の様々な階層を抜け、ようやく『古紡の図書館』へと辿り着いたヨヨたち。
そこで遭遇したのは夢魔書――読んだ人間を試練となる幻覚世界へと迷い込ませ、抜け出した者には「読者の最も欲するモノの在処」を授けるという魔法生物でした。
夢魔書を自らの意志で開くルナ。
しかし、近くにいたヨヨとエヴァまでもが、夢魔書の幻覚世界へと取り込まれてしまい……。

夢魔書がヨヨに見せたのは、彼の過去。
それは、“流星”と呼ばれた頃の、目的を失う前のヨヨの姿で――。

そして!

7月25日発売の第2巻は、
ルナの親友である少女・エヴァの物語。

代々、誇り高き魔術剣士を輩出するレ・ノール家に生まれ、
幼い頃から魔術剣士を夢見た彼女には、
しかし、絶望的なほどに魔術剣士の才能がなく……。

ソラナカルタ魔法学校での試験も迫る中、
エヴァはヨヨに魔術剣士としての特訓を頼んで鍛えてもらう――その最中。

邪教種の襲撃により、ルナが囚われの身となってしまい……。
ヨヨと共に救出に向かったエヴァでしたが、
襲い来る脅威によって窮地に追いやられてしまいます。

傷ついたヨヨに守られることしかできないエヴァは、
ルナが記した魔導書で覚醒の兆しを手にして――!


『星詠みの魔法使い 2.黒水晶の夢色プロローグ』
著:六海刻羽
イラスト:ゆさの
レーベル:オーバーラップ文庫
発売予定日:2021年7月25日
商品購入ページ(Amazon):https://www.amazon.co.jp/dp/4865549315