特設サイトオープン&新シリーズのご紹介です♪
7月25日(火)発売!
贄となって食べられるはずが、花嫁として魔物の王に優しく愛されて――!?
『生贄姫の幸福1 ~孤独な贄の少女は、魔物の王の花嫁となる~』
(著/雨咲はな イラスト/榊空也)
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カバーイラストを飾るのは、
生贄として育てられた主人公・リーディア!
そんなリーディアを大事そうに見つめるヒーロー・ルイ!
とってもお似合いの2人ですね♪
果たしてどんな物語が紡がれるのか……。
気になっている方のため、
本作のイラストを織り交ぜつつ、
少しだけ作品の内容を紹介しちゃいます!
ローザ・ラーザ王国には、王族のみに口承されている秘密がありました。
それは五十年前のこと。人の生気を奪う「影蜘蛛」という魔物を恐れた当時の国王が、禁忌とされる召喚術により魔物の王を呼び出し、影蜘蛛退治をしてもらう代償として、とある契約を交わしたのです。
『――五十年後のその日その時、闇の中から現れる「影の王」に、若く美しく清らかな王女を、必ず贄として捧げねばならぬ。』
それから数十年後。王国の第二王女として生まれた主人公・リーディアは、生贄としてささげられ、魔物の王に身を捧げて死ぬことこそが“幸福”だと教えられてきました。
生まれた瞬間から生贄となることが決められており、誰からも見向きもされない中、せめてもの願いは自分に課せられた生贄という役目を全うすることで……
リーディアは、生贄として捧げられる約束の日を、孤独に今か今かと待ち望んでいました。
▲離れの中で孤独に過ごすリーディア。見ているこちらも苦しくなりますね……。
こうして、約束の日が訪れます。
後ろめたさと恐ろしさで顔色が悪くなる周囲の人々には一切目もくれず、純白のドレスに身を包んだリーディアはその瞬間を待ちます。
そしてついにその時が……!!
召喚陣から現れたのは、恐ろしい魔物の王ーーかと思いきや、とがった耳と尻尾が特徴的な美しい青年――!?
その青年は、現れた影蜘蛛を一瞬のうちに消し去ります。
顔面蒼白の国王に、「そなたが影の王」か、と問われると、青年は自分は五十年前に契約した魔物の孫にあたる存在で、この日を楽しみにしていたと語ります。
さらに、どうやら青年は心なしかそわそわしている様子……?
リーディアはやっとこの時が来たと、生贄として青年の前に進み、「どうぞあなたさまのお好きなように」と挨拶をします。
しかし、青年はリーディアの発言に照れたり慌てたり、動揺を隠せません。
何やら二人の会話はかみ合っていないようで――!?
▲召喚陣から登場した美青年! 恐ろしい魔物には見えませんね……
ルイと名乗ったその青年は、リーディアに対し、「君は、俺のお嫁さんになってくれるんだよね?」と問いかけます。
ルイは生贄を食べるためではなく、自身の嫁として一族に迎え入れるつもりだったようで……!?
なんと、五十年の間に、王国では契約の内容が誤って伝わっていたのです……!
状況が呑み込めず呆然とする国王たちと、慌てるルイをよそに、リーディアは自身を食べてもらう気満々。
頭を抱えたルイは、落ち着いて話をするためしばらくこちらに滞在したい、と国王に求めます。
リーディアの私室の近くに部屋を準備してほしい、と頼むルイに対し、リーディアは、城に部屋を与えられておらず、生贄として捧げられるために離れで孤独に暮らしてきた境遇を伝えてーー?
こうして、ルイとリーディアは、ひとまず離れに移ることに。
ルイはリーディアの育ってきた悲惨な状況を目にし、改めて愕然とします。
生贄として捧げられることが幸福、とされて育ってきたリーディア。
ルイが何を言っても、リーディアは自身を美味しく食べてもらうことしか頭にないようで……
契約のすれ違いについて伝えようとしますが、取り付く島もありません。
なかなか複雑なリーディアの内面を解くためにも、焦らずゆっくりとお互いのことを知っていこうとするルイ。
リーディアは戸惑いながらも、だんだんルイとの交流を深めます。
こうして二人が距離を縮めていく一方で、どうやら国王たちは、ルイの存在を恐れるあまりに何かを企んでいるようで……
▲リーディアとルイのかみ合わない会話がじれったい!
二人のすれ違いの行方はーー?
国王たちの怪しげな動きは一体ーー!?
何事もどうやら一筋縄ではいかないようです……!
▲魅力的な登場人物たち! 何やら怪しい人物もいますね……。
リーディアとルイの少しずつ縮まっていく距離にときめくこと間違いなし!
生贄として育てられてきたリーディアが掴む幸福は、果たしてどのようなものになるのでしょうか?
一緒に二人を見守りましょう!!
贄となって食べられるはずが、花嫁として魔物の王に優しく愛されて――!?
『生贄姫の幸福1 ~孤独な贄の少女は、魔物の王の花嫁となる~』
(著/雨咲はな イラスト/榊空也)
7月25日発売です!
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