こんばんは、らっぷんです!
今回はオーバーラップノベルスから
「不死王の嘆き」
(著:藤乃叶夢 イラスト:OrGA)
の物語をご紹介します!
二度目の死で得たのは、不死の身体
現代日本で通り魔に襲われ命を落とした主人公は異世界アレストラに転生し、アレクと名づけられ第二の人生を送ります。
金髪碧眼の少年アレクは十三歳になるまで開拓村で平和に暮らしていました。しかしある日村は盗賊団に襲われ、壊滅してしまいます。アレク自身も盗賊にナイフで喉笛を切り裂かれ息絶えてしまうのですが……
村が盗賊に襲われたことが耳に入り、騎士団が村にやってきました。騎士団長オルグ・ゼロアは壊滅したはずの村にただ一軒だけ灯りのついている家を見つけます。
腐臭の篭った家の中には4つの遺体! そして身じろぎもせず座る銀髪の少年の姿が!!
暗い室内でもはっきりとわかる赤い目をした少年はオルグに名を聞かれ、小さく答えます。
「――アレク」
死神の加護を受けた少年は不死族の王として生きる運命を背負っていたのでしたっ……!
盗賊に殺された家族達を眺め、座り込むアレク。らっぷんも胸が痛いです……
理不尽な力に抗うため、アレクは王立学園に入学し魔法を学ぶことを決意します。
しかし王立学園に入学できるのは貴族や商会の御曹司達。平民であるアレクの入学はかなりの無理ゲーです!
王立学園の学費はとっても高いし、貴族並みの教養だって必要、なにより高い戦闘力か魔術の素質がなければ入学はできません。ですが、アレクは不死であることを最大限活かし、着実に目標へと近づいていきますっ!
栗色の髪に茶色の瞳の美少女、リールフィア・ザンバート。東の領からきた貴族の娘で、入学試験前にトラブルに巻き込まれていたところをアレクに助けられます、次第にアレクに対して好意を抱くようにっ!
二度と理不尽な暴力で親しい人を失いたくない、そのためにアレクは村を襲った盗賊団「濡れ鴉」を見つけ、復讐を果たそうと決意します!
不死者である自分に苦しみながらも、周囲の人々を守ろうとするアレク……
その生の果てに何を望み、何を願うのか――。
「小説家になろう」発、死ねない少年が歩む異世界譚!
「不死王の嘆き」
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