特設サイト公開&新シリーズのご紹介です♪
今月、7月25日(月)発売!
蹂躙せよ。魔族を、人を――禁忌を。
『第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記Ⅰ』
(著/甘木智彬 イラスト/輝竜 司)
の《特設サイト》が公開‼
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カバーイラストを飾るのは、
元勇者であり、宿敵である魔王の7番目の息子として転生した主人公・ジルバギアス!
隣には、禁忌を司る魔神・アンテンデイクシス
2人の後ろには魔族に捕らわれているエルフの聖女・リリアナ
果たしてどんな物語が紡がれるのか……。
気になっちゃってしょうがない方のために
本作のイラストを織り交ぜつつ、
少しだけ作品の内容を紹介しちゃいます!
勇者の一人として、魔王城に攻め入った主人公は、
魔王に殺された……はずだったのですが、
気が付くと魔王の息子である第7魔王子・ジルバギアスとして転生していました!
勇者だった前世、大切な人たちを魔族に惨殺された主人公は、
魔王国の奴らをブチ殺すことだけを目標に生きていました……。
そのためか、魔族として生まれた今世でも、魔族への憎しみの感情が消えず、
魔王を殺し、魔王国を滅ぼすために生きることを決意します……!
▲第7魔王子・ジルバギアスとして転生した主人公。美貌の母親に抱かれています……!
5歳になったジルバギアスは大きな成長を遂げます。
頭に角が生えてきたのです……!
ただでさえ成長が早い魔族ですが、ジルバギアスは群を抜いて早いペースで成長していました。
魔族は、「角が生えること=子供を卒業すること」という文化があり、
ジルバギアスは爵位を授かり、行動範囲が広がることに!
さらに角が生えた影響で、魔力を視認し、自由に扱うことが
できるようになります!
ある日、ジルバギアスは『魔王建国記』という、初代魔王ラオウギアスの自叙伝を読みます。その本の中には、
「魔族が素晴らしい種族として君臨するために、魔族間の結束を強くする必要がある。他種族を共通の敵として侵略しろ。」
というラオウギアスの思想が記されていました。
魔族のエゴのために、人間をはじめとした他種族の命が犠牲になっていた……! という事実に、魔族への殺意がますます高まります!!
ジルバギアスは、『魔王建国記』に書かれている内容と逆のことを成し、『建国』ではなく『傾国』させればいいのではないか? と思いついて――?
『傾国』させる上で重要となるのが、悪魔との契約を簡単に行える『ダークポータル』の存在でした。
『ダークポータル』は魔界へと通じる門のようなもので、悪魔との契約を成し、魔族が力を得る上で、必須の場所となっています。
その『ダークポータル』を破壊することができたら人類にも勝ち目があるとジルバギアスは考えたのでした!
角が生え、子供を卒業したジルバギルスは魔界入りをすることに……!
魔界入りとは、『ダークポータル』を通り魔界に入り、そこで自分に相応しい悪魔と契約を結ぶことを指します。
魔界入りしたジルバギアスに相応しい悪魔として目の前に現れたのは、魔界の支配者の1柱で『禁忌』を司る魔神・アンテンデイクシスでした……!
▲禁忌の魔神・アンテンデイクシス。恐ろしくも美しいですね……!
アンテンデイクシスはジルバギアスに対して、「なぜ人族がここにおる?」と問いかけます。
これまで隠していた正体が悪魔に露見したことに焦り、ジルバギアスは沈黙を貫きますが、
【黙秘を禁忌とす】
とアンテンデイクシスが発した瞬間、勝手に口が動き出し、自分のことについて話し始めてしまいます。
それこそが、新たな禁忌を作り出し行動を制限することができるという禁忌の魔神の力でした……!
また、禁忌の魔神の力は禁忌を犯せば犯すほど強くなるという特徴もあるようで……?
血のつながった魔族の両親を裏切り、魔王子として己に忠誠を誓う者たちを踏みにじり、魔族を滅ぼすという最大の禁忌に手を染めようとしているジルバギアスにぴったりの力でした。
さらに、心は人間の勇者であるジルバギアスですが、魔王子の立場を確立させるために何の罪もない人々を見捨て、時には殺すことになります。
つまり復讐を成しえなくとも、禁忌を犯すことは確定しているのです。
アンテンデイクシスに契約を持ち掛けるジルバギアスですが、
「お主ほどの逸材はそうはいないが、まだ足りない。ときめかすような禁忌を差し出せ」と言われます。
その言葉に、ジルバギアスは「ダークポータルを破壊する」と宣言します。
ダークポータルの損失は魔族だけでなく悪魔にも絶大な被害を与えることになります。同胞の悪魔たちが絶望し、苦しみ、さらに己の魔神としての協定を反故にする禁忌の提案にアンテンデイクシスはうっとりとし…………ジルバギアスと契約を結ぶことに!!
▲因縁の相手と再会したジルバギアス。その瞳には闘志が宿ります……!
契約を結ぶことのできたジルバギアスは、アンテンデイクシスと現世に戻ります。
初めての魔界入りで悪魔どころか魔神と契約してしまったことがばれると面倒なことになるので、アンテンデイクシスのことは「禁忌の魔神」ではなく「制約の悪魔」と偽ることにしました。
いざ現世に戻ると、半年が経過しており、ジルバギアスは死んだものとして扱われていました。
さらに、人間でいうところの15~16歳の外見に急成長しており、本当にジルバギアス本人なのか他の血縁者に疑われます。
そこで、血統魔法を習得することに!!
血統魔法は一族に代々受け継がれる固有の魔法であり、
父親の血統魔法である名乗ることで力の増す「名乗り」と母親の血統魔法である傷を他人に転移できる「転置呪」を習得できれば、ジルバギアス本人だと裏付けることができます!
その習得の最中、ジルバギアスはとうとう、今世で初めて人間と対峙しました……!
捕虜である人間を殺すように言われたジルバギアスは、心を鬼にして殺し、
勇者でありながら罪なき同胞を手にかけたことによる禁忌の力を得ます。
その力の増し具合は素晴らしいものでしたが、ジルバギアスは罪悪感に苦しみます。
その様子を見たアンテンデイクシスは、ジルバギアスを励ますような言動をとります。
なにやら、ジルバギアスに特別な感情を抱いているようで……?
それから数日後、ジルバギアスは、魔王とその後継ぎが一堂に会する『月の日』に参加することになります!
肉体の父親であり、将来殺すと決めた男と再会してジルバギアスはどのような態度をとるのでしょうか……?
また、6人の兄たち……将来殺し合いをすることになるかもしれない兄たちはどのような人物なのでしょうか……?
さらに、前世で因縁のある男にも再会するようで……?
禁忌を犯しながら、暗躍していくジルバギアスに目が離せません!!
蹂躙せよ。魔族を、人を――禁忌を。
『第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記Ⅰ』
(著/甘木智彬 イラスト/輝竜 司)
7月25日発売です!
よろしくお願いします!!