特設サイトオープン&新シリーズのご紹介です♪
今月10月25日(月)発売!
婚約破棄から始まる粛然たる復讐の物語
『長い夜の国と最後の舞踏会1
~ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊~』
(著/桜瀬彩香 イラスト/鈴ノ助)
の《特設サイト》が公開されました‼
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カバーイラストを飾るのは、
本作の主人公・ディアと真夜中の精霊・ノインです。
美しい世界観をそのまま表したカバーイラストが素敵ですね……!
果たしてどんな物語が紡がれるのか……。
気になっている方のため、
本作のイラストを織り交ぜつつ、
少しだけ作品の内容を紹介しちゃいます!
それは、夜も冬も長い国・ファーシタルにおいて、
最も華やかな祝祭・リベルフィリアの数日前のことでした。
本作の主人公・ディアは、国の第一王子・リカルドから
婚約破棄を告げられます。
13年の間、ディアの庇護者であったリカルドは、
他に愛するひとを見つけたようでした。
家族もいないディアは、
とうとうひとりぼっちになってしまいます。
けれど、その隣には
どこまでも美しい人ならざる者――精霊・ノインがいたのです。
▲ノインの冷たい美貌に引き込まれますね……!
かつて、人ならざる者たちに仕え、
彼らと人間たちとの間を取り持つ祭祀の役割を担った公爵家の一人娘。
それがディアでした。
それでも、妖精たちの泉や、夜明けの空を飛ぶ竜の姿など、
まるで御伽噺のような光景を目にすることができたのは、
今は昔のお話。
人々の記憶から、人ならざる者たちの存在が失われてしまった時代において、
古いしきたりを守り続ける公爵家は、
王都の貴族たちにとっては目障りなものとなってしまっていました。
そして、轟然たる雷鳴が鳴り響く十数年前の夜。
ディアの家族は、王をはじめとする貴族たちによって、
滅ぼされたのです。
▲ディアの前で、優しい兄のように振舞うリカルドですが……?
ディアがその一切の事情を知っているとは露知らず、
まだ幼い彼女を保護した王家の者たち。
彼らのもとで、
どこまでも優しく大切に育てられたディア。
けれどその優しさは、
いずれ彼女を殺すためのものでもありました。
いざディアを殺すとなった局面で、
不要な情が湧いてしまうことのないように。
その調整役を担っていたのが、
元婚約者・リカルドだったのです。
▲息をするのも忘れてしまいそうなほど美しい、夜の国の世界観ですね……!
そんなディアにたったひとつ残された、
大切な願いごと。それは、彼らへの復讐でした。
三年前の冬至の朝に出会った、
凍えるほどに美しい精霊――。
当時、毒を盛られたばかりで
空腹だったディアに、彼はジャガイモのパイを振舞ってくれたのです。
その日からはじまった、二人の奇妙な関係性。
世界でたったひとり、
ディアにも人の心があるのだと理解してくれた人ならざる彼と
気まぐれな交流を重ねていく末にたどり着くのは、
いったいどのような未来なのでしょうか?
長い夜の国で紡がれる、
御伽噺のように美しいディアとノインの物語を
皆さまもぜひその目でお確かめください!
婚約破棄から始まる粛然たる復讐の物語
『長い夜の国と最後の舞踏会1
~ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊~』
(著/桜瀬彩香 イラスト/鈴ノ助)
10月25日発売です!
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