【アシDの新作紹介】スケベで、ズルくて、ウソツキな少年が紡ぐ、普通じゃない物語――『たまふ! 多磨大学附属超能力科』

2015/1/15 新作紹介

キメるべきところはしっかりキメる。
それができる人がかっこいい奴、なのかもです。
どうも! 編集アシDです。

今月発売のオーバーラップ文庫1月刊の新作は3作品!
そのなかから今回は
『たまふ! 多磨大学附属超能力科』
を紹介していきます!

tamahus
※画像をクリックすると作品ページへジャンプします。

あらすじを読んでいただけると分かると思いますが、本作は超能力という普通じゃない能力を得た少年少女たちの物語となります。
そんな本作は、主人公の相葉隆臣が超能力を駆使し透明人間となって、ツインテールの美少女を尾行しているシーンから始まります。
これだけを見るとどうしようもない奴ですね……隆臣は。

しかし、この尾行にはしっかりとした目的がありまして、彼らが通っている国立多磨大学附属中学・高等学校(通称・たまふ)にまつわるある都市伝説の調査の一環なのです。
その都市伝説とは、
たまふの特別進学科には、超能力者しか通えない
超能力者を集めて、国家で管理している
国家規模で超能力の研究・実験をしている
というもの。

いくらでも悪用できる自分の能力を正しく使うための手段
それを探していた隆臣は、この都市伝説に可能性を感じ、たまふに入学し特別進学科について調査していました。
そして尾行の結果、その女の子が超能力者だったことが判明し都市伝説が真実だったことを確信する隆臣。
しかし、普通科に通う身ではこれ以上深入りする事ができず、電柱の影から女の子が去っていった女子寮を眺めつつ隆臣は悩みます。(完全に不審者ですね……)
そんな時、透明人間となっていた隆臣に「見えるわよ。……透明人間さん!」と超能力者の女の子・藤澤麻衣子に声をかけられたことで、彼の運命は動き出します。

挿絵5
透視能力者(クレアボヤンス)の超能力者・藤澤麻衣子。
気の強い女の子ですが、不審者同然だった隆臣にも親身になってくれる優しい一面も。
巷ではちょろいとかなんとか……

麻衣子と出会い彼女を通じて透視能力者に潜入した隆臣は、念動力者(サイコキノ)、空間移動能力者(テレポーター)といった様々な超能力者の姿を目撃し、接触感応能力者(サイコメトリー)の少女・早川冴子と出会います。
ちなみに、特別進学科の超能力者は能力の強さをS~Eの6段階、その力を制御する能力を1~5の5段階でランク付けされています。
(自分の能力を完全にコントロールできる麻衣子はB5の透視能力者、といった感じですね)

挿絵2
氷のような表情に本心を隠す孤独な少女・早川冴子。
触れた人や物から思念を読み取る強力な能力を持っていますが、強すぎる力を持つが故に孤立してしまっているようです。
隆臣曰く、ハリネズミのような女の子。

麻衣子、冴子と出会って交流を重ねるうちに、隆臣は彼女たちが抱えている問題を知りそれを解決するべく行動を起こします。
麻衣子につきまとう発火能力者(パイロキネシスト)の嵯峨との決闘女子寮に忍び寄る怪しげな影……それらの出来事に「スケベで、ズルくて、ウソツキがモットー」の隆臣は、自分の超能力を駆使し立ち向かうのですが……あれ? 隆臣の超能力って透明人間になれるだけじゃ?

普段はスケベでウソツキですが、あの手この手で問題を解決しキメるべき時はしっかりキメる。
そんなズルい主人公による普通じゃない物語。
その結末はご自身の目で確かめて下さい!

単純な力比べじゃないバトルや、可愛くて魅力的なヒロインたちが魅力の
『たまふ! 多磨大学附属超能力科』発売日は1月25日!

作品ページにて物語冒頭の試し読みができますので、そちらも要チェックですよ

sasie1
本編にはこんなドキドキしてしまうシーンも!
どんな状況なのかは試し読みでもチェックできますので、いますぐGO!

それでは、編集アシDがお届けしました~!